休職原因と対応策を考えてみた

中の人の話

*この記事は休職中に別ブログで書いていたものです。

仕事から離れて一ヶ月、薬を飲み始めて三週間。心身共に調子がかなり良くなってきました。

周囲の方のサポートのおかげである程度まで回復できたので、ここからは自分の力でしっかりと立ち上がらなければ…と思い、休職原因の分析と今後の対策の検討をしてみました。

原因分析のフレームワーク「ロジックツリー」を使ってみた

仕事の中ではよく使われるロジックツリー。モレやダブりがないように、かつ事象や問題の要因を段階的に要素分解していける定番の手法です。

これは休職に至るまでの原因分析にも使えるのでは?ということで早速書いてみました。

その結果がこちら。

休職 原因

任されていた仕事自体が辛かったから病んでしまったと思っていました。が、書き出してみると自分の中の問題がかなり大きかったなというのがよくわかります。

残業時間が特別多かったわけではありません。パワハラもセクハラも無いし、むしろ周囲の方には十分気を使っていただいていました。

にもかかわらず、このようなことになってしまったのですから、自滅だったと考えざるをえません。

環境要因への対応策

まず環境調整としてできるのは、社内での異動を希望するか転職するかの二択です。(会社員以外の選択肢は今は考えていません。)

仕事内容を変え、この土地を離れるとすれば、転職するのが最適解です。ですが、そもそもまた週5フルパワーで働ける自信がないので、まずはそれが出来る確信を得てから転職を考えたいと思います。

ということで、これまで属していた部署から離れたいと会社側に伝えるというのを一旦の結論にしたいと思います。希望が通るかはわかりませんが、言うのはタダですから。今までの自分なら絶対言えませんでしたが、それぐらいの強かさがこれからの自分には必要だと思っています。

体質要因への対応

初診時はうつ病を疑われ、別の病名の可能性を消すために念のため脳波検査を受けました。すると脳波異常があることが発覚。てんかんではないけれどそれっぽい波形で、かつ外界からの刺激に弱い傾向があるとのことでした。

今回病んでしまったのも、このような脳波異常が関係しているかもしれないそうです。

こればかりは素人の自分の判断では対応できないので、しばらく病院での指示に従って薬を飲みたいと思います。

性格要因への対応策

病院では、バウムテストロールシャッハ・テストP-Fスタディという3つの心理検査をやりました。その結果と自己分析を踏まえ、ロジックツリーには「神経質」「完璧主義」「自己肯定感が低い」の3つを挙げました。

対策として、病院ではアサーショントレーニングをすることになっています。自分も認め、他人も認めていかないとねということだそうです。

自分では認知行動療法の本を読んでみたり、いろいろな人の思考に触れるためにエッセイを読んでみたりしています。あとは同じく精神的な問題を抱えている方のSNSを見ていることが多いです。良い意味で頑張らない自分を認めている方が多く、自分もそういう思考になりたいなあと思っているところです。

20代以降に性格を根本的に変えられるのか分からないですが、これを機に生きやすい性格にしていきたいです。

でもロジックに固執せずしなやかに生きたいという話

書き出してみたことで、休職原因を客観的に整理することができました。頭の中で考えていた時よりクリアになるものですね。今回「で、どうすればいいの?」という段階にまで思考を持っていけたのがよかったです。

でも、現実問題この通りに全てを実行してもきっと人生うまくいかないんですよね。

仮に希望通り転職や異動をしても、人間関係とかパワハラとか別の要因でダウンするかもしれません。二十数年間かけて頑丈に構築されてしまった自分の真面目さも、病的に神経質なところも、一方で行動できないクズである事実も、明日から突然変わるわけではありません。

とりあえず、これからはこんなメンタルでしなやかに生きていこうと思います。

完璧な人生なんてない。

自分が考える最適解を実行して、あとは流れに身を任せる。

自分が幸せに生きていくために。

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